県民のための組織へ一新する決意

#党風一新 #県民のために

#自民党青森県連 #つしま淳

(長文です)

自民党青森県連に所属する県議会議員の皆様と県知事選挙を終えて、今後の運営についてご意見を拝聴いたしました。

まずご報告。引き続き私に県連会長を、というお声をたくさんいただきました。春の統一地方選挙から知事選までの対応についてけじめをつけなければとの、私の思いに対し、引き続き会長として県連の「#党風一新」を行なってほしいとの思いを頂戴しました。身の引き締まる思い、重責を果たしてまいります。宮下県政への向き合い方もご議論をいただき考え方を共有できました。

まずは、宮下宗一郎新知事と会長たる私が直接お会いすることです。選挙で示された圧倒的な民意を尊重することは当然のことです。県連として、自主投票とした際、「万事公論に帰すべし、どなたを知事とするか県民の意思に委ねよう」と申し上げました。その意思が示されたのです。その上で宮下県政に自民党青森県連として「できるだけ協力していく」ことで合意いたしました。

ここで民意を尊重するというのなら、全面的に協力すべきではないか、との声があろうかと思います。そこで、県政において「与党」というものがそもそも存在するのか?これまでの地方政治(特に都道府県や政令市・中核市)で首長の「与党」化が何をもたらしたのかかねがね私は考えていました。青森県政は、知事はじめ県庁職員と県議会議員が議会で相対します。知事と県議会議員はそれぞれ別の選挙で選ばれた代表です。これが二元代表制と言われるところです。

(アメリカ大統領と米国議会の関係がわかりやすい例です)一方、我が国の国政は、選挙で選ばれた国会議員が内閣総理大臣を選びます。これを議院内閣制といいます。(議院内閣制: 内閣総理大臣は、国会議員の中から国会の議決で指名されます。また、内閣は、行政権の行使について、国会に対し連帯して責任を負うものとされており、衆議院で不信任を議決されたときは、衆議院を解散するか、あるいは総辞職をしなければなりません。このように内閣の組織と存続の基礎を国会に置く制度を議院内閣制といいます。以上、衆議院HPより)

つまり、選ばれた内閣総理大臣が属する会派の国会議員は自ずとその内閣に協力する、すなわち与党になるわけです。一方、県政では、それぞれ別の選挙で選ばれたもの同士が議論して、より良い地域にしていくこととされています。もちろん、選挙で支持した方が知事になったのだから、協力するのが当たり前ではないかというご意見ももっともです。

でも、私は、そもそも地方議会では首長と良い緊張感を持ち、程よい距離感でいることが大事なのではないか、県議会でより政策の意図を明らかにして県民にお伝えをする、県民の様々な声を届け、より良い政策にしていく。地方創生、地方の自主的な取り組みが問われている今こそ、地方政治の活性化を図らねばならない、県連はその一翼を担わなければならないという思いを持っていました。

私たち、自民党青森県連は、県民の声をしっかりと受け止めて、国政・県政でそれぞれ声を政策へと練り上げ、実現することで県民の負託にお応えする。この当たり前のことが、きちんとできているのか虚心坦懐に見つめ直し、話し合い、常に改善されていく、そういう組織風土にしていく必要があると考えています。

そのような考えをまず県連の皆様と共有し、広く県民皆様のご理解をいただけるよう全力を尽くしてまいります。

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皆様の声を自分の思いとして政府・自民党に届けてまいります。
私は常にクリーンな政治を心掛けています。