法務副大臣活動記(49)
ー国際法務総合センターの視察ー
6月14日、東京都昭島市にある国際法務総合センターを視察し、現状把握と課題に関する意見交換をいたしました。
ここには、東日本成人矯正医療センター、東日本少年矯正医療・教育センター、東京西少年鑑別所、矯正研修所、効果検証センター、国連アジア極東犯罪防止研修所などが集約されています。
成人受刑者の高齢化は、現場の高度医療や終末期医療、認知症対応などの介護ニーズの高まりをもたらしています。
一方、少年院入院者などの少年少女には発達障害などの精神疾患の療育が求められます。
こうした現場ニーズに対応し、さらに刑法改正を受けた立ち直りのための処遇改善プログラムの実施に向け、更なる研修の充実が必要です。
研修の充実には、今行っている取り組みの効果を検証し、エビデンスに基づいて行っていく必要があります。
こうした我が国の取り組みを今後アジア地域に広げていくことも重要です。
視察を通じ、様々な課題を共有できました。これからの政策に活かしてまいります。




