信なくば立たず
参院選の結果を受けて、石破茂総裁はじめ党執行部の責任が問われています。
そのことについて私の考えを申し上げます。
「信なくば立たず」
よく政治家が様々な局面で使う言葉です。
その意味は、「政治は国民の信頼なしには成り立たない」どいう意味です。
選挙という尊い民意が示され、我が党は国民の信頼を得られていないことが明らかになりました。
そのような状況でリーダーが相応の責任を負わねばならないことは明白です。
石破茂総裁はそのことを重く受け止め自らが判断すべきです。
一方で、責任の一端は我が党所属の国会議員にもあると思います。
なぜ、国民の信頼を失ったのかその要因を冷静に分析し、今後の党としての基本方針を共有しわかりやすく国民に発信していかねばなりません。
こうしたいわば選挙の総括なくして我が党の再生はスタートできないと考えます。
ただただ責任追及に明け暮れ顔を変えて再出発すれば良いという生やさしい状況に我が党はありません。
党本部においては、議決権のある両院議員総会の開催を求めます。
また、私ども青森県連では拡大役員会を開催し、同様の総括を行うこととしております。
総括をしっかりと行い、厳しい意見を真正面から受け止め次に繋げていく責任をリーダーは果たすべきです。
アメリカとの関税交渉合意の報があります。刻々と動いていく政治状況を見据えながら適切な判断を我々は下していかねばなりません。
以上の考えを表明した上で、石破茂総裁には日本にとって最善の決断をしていただきたいと思います。



