更なるホタテ漁業の被害を調査
一昨年からの陸奥湾の高水温と低栄養による養殖ホタテの被害。
6月2日に自民党県連での調査に入りましたがその後更なる被害状況も伝えられ
本日、滝沢もとめ参議院議員にも同行いただいて平内町と野辺地町で調査をいたしました。
更なる被害は、耳吊りホタテの鯛による食害です。
そもそも高水温・低栄養のため耳吊り用のホタテの成育が良くなく、そのため作業も遅れたこと、低栄養は鯛にとってもエサ不足となり、ホタテを食べることになったとの説明を両所で受けました。
被害にあったホタテは来年成貝として出荷するか、親貝として新たな命を生み出すか、いずれにせよホタテ漁業の将来に関わるホタテだったのです。
耳吊りホタテは全滅に近くその部分での収入は見込めずまたその後の再生産も覚束ない状況。
この被害への対策を追加して講ずる必要があります。
そもそも高水温は鯛の成育に良い環境になってしまっているのです。
鯛の漁獲と売り捌きを行なって増えすぎた鯛の資源量の調節と漁業者皆様の収入のいくばくかの補填とすることも考える必要があります。
今後、水産庁に対し行う提案にこの度の調査内容も盛り込んでまいります。




