インド公式訪問を終えて

ー日本とインドの関係についてー

インド公式訪問から帰国いたしました。
日本とインドは「ナチュラルパートナー」だと最近の首脳レベルの会談で言われます。
今回の訪問での要人との会談でもよく聞かれました。

なぜ、そう言われるのでしょうか?

両国は、自由・民主主義・人権・法の支配といった普遍的価値を共有しています。
また、歴史的・文化的にも多くの共通項があります。
太平洋戦争時、インドは日本とともにイギリスと戦いました。
また、戦後、極東軍事裁判(東京裁判)においてインド人判事ラダ・ビノード・バールが、判決文より長い1235ページの意見書の中で、事後法で裁くことはできないとし全員無罪という意見を表明しています。
インド独立後も、両国は良好な関係を維持し続けています。

戦後80年の節目の今年、こうした日印の友好の歴史を再認識すべきと考えます。

「ナチュラルパートナー」である日印両国が今後5年間で5万人を超える人材を受け入れていく意欲的なイニシアチブで両国は合意しています。

インドは、14億人余という世界一の人口を擁し今後の発展が期待されます。
日本はその発展に大いに貢献できますし、インドの多くの人材が日本の経済・社会のために貢献できる余地もたくさんあります。

両国の人材交流を通じて、新たな価値がそれぞれで創造されることを期待しますし、そのための架け橋になっていきたいと強く思った今回の訪問でした。

【写真①】
インド門慰霊(1914年から1921年までの戦争で亡くなったインド人兵士7万人の慰霊碑)

【写真②】
インドの独立運動家スバス・チャンドラ・ポーズ氏の銅像前にて

【写真③】
インド独立の父マハトマ・ガンディー氏の終焉の地であり記念する施設ガンディー・スムリティ博物館

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私は常にクリーンな政治を心掛けています。

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