米国における病院船の現状調査
アメリカ海軍が病院船を新造するとのことで政府・災害時船舶利活用推進議連・公益財団法人モバイルホスピタルインターナショナルの3者合同で米国に調査に行ってまいりました。
米国海軍は、現有の病院船マーシー・コンフォートに加え、機動力を高めた新造病院船の建造・配備を計画しております。
調査では、アリゾナ州モビールにある建造を行う造船会社Austal USAにて、船のスペック・装備など意見交換。
次いでワシントンD.C.に移動し、ペンタゴンにて海軍省と新造船の設計思想や運用方針などをお聞きし、意見交換。
最後にニューヨークにて国連OCHAと病院船を活用した人道支援について意見交換いたしました。
能登半島地震発災から今日で8か月。
被災者支援に船が活用された実績はあれど、まだまだ活用されるべきであり、そのために乗り越えるべき課題もあります。
日本独自の病院船を核に迅速に適切な支援を行えるようにしてまいります。
(ペンタゴン内撮影禁止につき、海軍省関係者との意見交換の写真はありません。)