能登半島地震被災地の現地調査
7月3日から4日にかけて自民党治水議連有志で令和6年能登半島地震被災地の現地調査を行いました。
この地震でお亡くなりになられた方々に謹んでお悔やみを申し上げますとともに被害に遭われた皆様に心よりお見舞い申し上げます。
○7月3日
空路能登里山空港入り
輪島市 土砂崩れ現場→輪島朝市通り→輪島港
輪島市役所(市長さんと意見交換)
珠洲市 珠洲市役所(市長さんと意見交換)
珠洲市正院の津波被害
○7月4日
金沢市 金沢港の状況
内潟町 液状化被害の状況
かほく市 液状化被害の状況
【課題】
・あらゆる復興事業を行うマンパワーが不足
・公費解体の遅れもマンパワー不足が要因
ただ、滅失登記や解体作業着手時の隣地確認などの手続きが滞っている。
実印不要とするなど特例措置が必要
・奥能登地域には利用可能な平地が少なく
応急仮設住宅を建てる用地が
まとまって確保できない。
・今後、災害公営住宅を建てる用地の確保も
課題。全壊家屋の解体をするなどして
確保する必要がある。それらの工事を
行う作業員の宿舎用地も必要。
・液状化被害の復旧について液状化の原因である
地下水位の低減や地盤改良工事が必須。
これらを行った上でインフラを復旧し、
住まいを再建というステップになるが
大規模かつ長期間にわたる可能性があり
住民のご理解を充分得る必要がある。
この他にもそれぞれの課題があり、政府が先頭に立って着実に進めていかなければなりません。
また、今後、仮設住宅でのコミュニティ形成・交流促進のためのイベントなども課題になると思われます。
官民あげて支援し続けていく必要があります。
まだまだ半島地域ならではの課題があると思いますし、より突っ込んでお話しを聞く必要も感じました。
改めて今月奥能登地域に日帰りしようと思います。