むつ市・風間浦村の土砂災害現場を視察
今月9日から10日にかけて、東北地方を襲った台風から変わった低気圧による豪雨が、むつ市大畑町と風間浦村に甚大な土砂災害をもたらしました。
昨日、むつ市大畑町の国道279号小赤川橋崩落現場から風間浦村下風呂・桑畑地区の被災現場を視察し、地域住民の皆様の代表からご意見ご要望を承りました。
発災以来、献身的に対策に奔走されているむつ市宮下市長・風間浦村冨岡村長はじめ自治体関係者の皆様、消防団・自衛隊・国土交通省の皆様、本当にお疲れ様です。
視察のご対応にも感謝申し上げます。橋崩落現場では、国土交通省直轄で仮橋を架設しており、今日(17日)夕方に緊急車両の通行が可能になる見込みです。
しかし、被災現場では家屋に流れ込んだ土砂や沢や海岸を埋めた流木の撤去、住民皆様の生活再建、破壊された砂防堰堤や法面の復旧、風間浦村の浄水場の復旧、土砂に覆われた海底漁場の回復、などやるべきことが多々あります。
まず県による地域の被災状況の全貌把握を支援し、必要な対策を速やかに決定し、順次実施していくことです。
国土交通省東北整備局には県に対する支援を具体的にお願いいたしました。
今日から明日にかけて更なる大雨の予報が出ています。緊張感を持って状況を注視してまいります。
地域の皆様には早めの避難を改めてよろしくお願いいたします。